astah* System Safety FAQ


astah* System Safetyは、他のastah製品のデータをインポートできますか?

astah* SysML Ver8.0以降で、Ver1.5以前で作成したファイルを開けますか?

astah* System Safety 7.0以降のバージョンで astah* GSN、astah* SysMLVer1.5以前の各製品のモデル情報をインポートできます。
また、astah* SysML Ver8.0以降で、astah* SysML Ver1.5以前のファイルを開くことができます。
次の手順でプロジェクトファイルをインポートして/開いてください。



インポート

  1. インポートしたいastah* GSNのファイル(.agml)を用意します。
  2. astah* System Safetyのメインメニュー[ファイル]-[インポート]-[astah* GSNプロジェクト(.agml)]を選択します。
    astah* GSNの図をastah* System Safetyへインポート
  3. 表示されるダイアログで .agmlファイルを選択し、インポートします。

インポート結果

インポート結果に問題等がある場合は、結果が表示されます。
結果は複数表示される場合があり、それぞれのステータスには以下のレベルがあります。


  • INFO: 問題の兆候や解決のヒントとなる情報で、モデル要素の一部の情報が失われたことを示します。
  • WARNING: 無視した場合に問題が生じる可能性があり、モデル要素自体が失われたことを示します。
  • ERROR: インポート処理を完了できない問題が発生したことを示します。

  • インポートされない要素

    • astah* System Safetyでサポートされていないミニアイコン
    • ネストされている図要素
    • タグ付き値




    インポート

    以下のプロジェクトファイルをインポート/開く際の手順を説明します。
    • astah* SysML Ver1.5以前で作成したファイルを、astah* System Safetyでインポートする
    • astah* SysML Ver1.5以前で作成したファイルを、astah* SysML Ver8.0以降で開く


    ・astah* SysML Ver1.5以前で作成したファイルを、astah* System safetyでインポートする

    1. インポートしたいastah* SysMLのファイル(.asml)を用意します。
    2. astah* System Safetyのメインメニュー[ファイル]-[インポート]-[astah* SysMLプロジェクト(.asml)]を選択します。
      astah* SysMLの図をastah* System Safetyへインポート
    3. 表示されるダイアログで .asmlファイルを選択し、インポートします。

    ・astah* SysML Ver1.5以前で作成したファイルを、astah* SysML Ver8.0以降で開く

    1. astah* SysMLのファイル(.asml)を用意します。
    2. astah* SysML Ver8.0を起動します。
    3. メインメニュー[ファイル]-[プロジェクトを開く]選択します。

    インポート結果

    インポート結果に問題等がある場合は、結果が表示されます。
    結果は複数表示される場合があり、それぞれのステータスには以下のレベルがあります。


  • INFO: 問題の兆候や解決のヒントとなる情報で、モデル要素の一部の情報が失われたことを示します。
  • WARNING: 無視した場合に問題が生じる可能性があり、モデル要素自体が失われたことを示します。
  • ERROR: インポート処理を完了できない問題が発生したことを示します。

  • astah* System Safety, astah* SysML Ver8.0以降では、準拠するSysML仕様の版を更新したこと、仕様への準拠性を向上したこと、対応要素の差異からインポートされない、もしくは表現が変化するモデルがあります。

    全般

    制限

    • astah* System Safety, astah* SysML Ver8.0以降でサポートされていない一部のミニアイコン

    仕様への準拠性向上の影響を受ける要素

    • 同じステレオタイプを同じモデル要素に重複して適用することはできません
    • モデル要素の名前が重複する場合は一意になるように変更されます
    • プリミティブ型はSysMLプロファイルのプリミティブバリュータイプにマッピングされます

    仕様への準拠性向上のため扱いの変わる要素:ステレオタイプとタグ付き値

    • ステレオタイプは、対応する事前定義ステレオタイプにマッピングを試みられます
    • 事前定義ステレオタイプに対応するものがない場合は、簡易ステレオタイプにマッピングされます
    • タグ付き値は、プロファイル上のステレオタイプにより定義されます
    • タグ付き値は、それぞれのモデル要素の先頭の簡易ステレオタイプに定義されます
    • 簡易ステレオタイプが適用されていないモデル要素の場合は、タグ付き値は無視されます

    各図

    要求図

    [仕様への準拠性向上の影響]

    • テストケースはID属性を持てません

    ブロック定義図

    [制限]

    • 結合された要求・提供インタフェースの場合でも、結合表記としてはインポートされません

    [仕様への準拠性向上の影響]

    • 実現や使用依存が接続するポートの型が<< Unspecified >>の場合、適当な型が設定されます
    • ユニットおよび、量種別には関連を接続できません
    • インターフェースとその他の分類子間は汎化を接続できません
    • インターフェースはアクティブ属性を持てません
    • 汎化は名前属性を持てません
    • 多次元の多重度はサポートされません

    内部ブロック図

    [仕様への準拠性向上の影響]

    • パート、外部パートの型が<< UnknownType >>の場合、適当な型が設定されます
    • アクターを型とするパート、外部パートはインポートされません
    • 実現や使用依存が接続するポートの型が<< Unspecified >>の場合、適当な型が設定されます
    • インターフェースはアクティブ属性を持てません

    パラメトリック図

    [仕様への準拠性向上の影響]

    • 制約ブロック配下のバリュープロパティは制約パラメータとしてインポートされます
    • 同一モデルのバリュープロパティ図要素はひとつだけインポートされます

    ユースケース図

    [制限]

    • ユースケース記述はインポートされません

    [仕様への準拠性向上の影響]

    • アクターは属性および操作を所有できません

    アクティビティ図

    [制限]

    • コネクタの図要素表現は通常のアクションに簡素化されます
    • オブジェクトノード、パラメータノードは状態属性を持てません
    • オブジェクトノードにはステレオタイプを適用できません

    [仕様への準拠性向上の影響]

    • プロセスの図要素表現は通常のアクションに簡素化されます
    • フロー終了ノードは入力ピン、出力ピンを所有できません
    • シグナル送信アクションは出力ピンを所有できません
    • イベント受信アクション、時間イベント受理アクションは入力ピンを所有できません
    • オブジェクトノードは効果、例外、ストリーム属性を持てません
    • オブジェクトフローはオブジェクトノード、出力ピン、入力ピン、アクティビティパラメーターノード間以外に接続できません
    • パーティションの責任要素としてユニット、量種別を参照できません

    ステートマシン図

    [仕様への準拠性向上の影響]

    • サブマシン状態はスタブ状態を所有できません
    • サブマシンが未設定なサブマシン状態は状態としてインポートされます

    シーケンス図

    [仕様への準拠性向上の影響]

    • 複合フラグメント(assert)は複数のオペランドを所有できません
    • メッセージはガード、返り値変数、返り値属性を持てません
    • ライフラインの型としてユニット、量種別を参照できません