作成する

  • メインメニュー[図] - [シーケンス図]をクリックする
  • 構造ツリーで、ポップアップメニューから作成する


図のフレームを非表示にする

シーケンス図のプロパティ上の[フレームを表示する]のチェックを外します。



図上に表示するプロパティ

シーケンス図上に表示する項目を指定できます。
但し、(初期設定)の記載がある項目は、新規に作成するオブジェクトに対してのみ有効です。既に作成したオブジェクトには反映されません。この初期設定は[システムプロパティ] - [初期表示2]で変更できます。

UMLシーケンス図上に表示するプロパティの設定

メッセージのパラメタや返り値などの表示ON/OFF方法は、こちらをお読みください



シーケンス図のツールパレット

シーケンス図のツールボタンは下記の通りです。他のボタンはこちらをご参照ください。

UMLシーケンス図のツールバー

ボタン 名称
作図パレットの選択ツール 選択
UMLシーケンス図のライフライン作成ボタン ライフライン
UMLシーケンス図のメッセージ作成ボタン メッセージ
UMLシーケンス図の非同期作成ボタン 非同期メッセージ
UMLシーケンス図のCreateメッセージ作成ボタン Createメッセージ
UMLシーケンス図のDestroy作成ボタン Destroyメッセージ
ボタン 名称
UMLシーケンス図のReplyメッセージ作成ボタン Replyメッセージ
UMLシーケンス図の停止作成ボタン 停止
UMLシーケンス図の持続時間制約作成ボタン 持続時間制約
UMLシーケンス図の複合フラグメント作成ボタン 複合フラグメント
UMLシーケンス図の相互作用の利用作成ボタン 相互作用の利用
UMLシーケンス図の状態不変式作成ボタン 状態不変式





ライフラインを作成する

ライフラインを作成する方法は3つあります。

UMLシーケンス図のライフライン
  1. シーケンス図上をダブルクリックする
  2. ツールパレットで[ライフライン]を選択して、図上をクリックする
  3. 構造ツリーから、クラスを図上にドラッグする
  4. 構造ツリーから、コンポーネントを図上にドラッグする (Ver9.2以降)
    ライフラインの作成方法
TIPS: ライフラインのベースクラスを設定する
ライフラインのプロパティビューから、プロジェクト内に存在するクラスを選択して、ライフラインのベースクラスに設定することができます。
これで、クラス図とシーケンス図のトレーサビリティを保ちながら設計できます
ライフラインのベースクラス設定


TIPS: ライフラインをアクターで表示する
構造ツリーからアクターを図上にドラッグすることで、アクターのライフラインを作成できます。
UMLユースケース図のアクターをライフラインに変換
UMLシーケンス図のライフラインをアクターで表記


TIPS: ライフラインの長さを調整する
図上の何もないところで右クリックを押すと、図のポップアップメニューが表示されます。ここで[ライフラインの長さ調整]を選択して、 ライフラインの長さを一括調整できます。
UMLシーケンス図のライフライン長さ調整



実行仕様

メッセージを作成するとライフライン上に現れる長方形を実行仕様と呼びます。

UMLシーケンス図の実行仕様

実行仕様を非表示にする

図のプロパティ画面にて[実行仕様の表示]のチェックを外します。

UMLシーケンス図の実行仕様を非表示にする


実行仕様の長さを調整する

図上の何もないところで右クリックを押すと、図のポップアップメニューが表示されます。[実行仕様の長さ調整]を選択すると、全ての実行仕様を最適な長さにします。

UMLシーケンス図の実行仕様の長さを最適にする

TIPS: 実行仕様の色を一括変換する
実行仕様のデフォルト色は指定することができませんが、スクリプトを実行する事で、図上の実行仕様の色を一括変更することができます。
スクリプトはこちらからダウンロードできます。
UMLシーケンス図の実行仕様の色変更


自動レイアウト機能

astah* professional, UML バージョン8.5より、シーケンス図にも対応しました。

UMLシーケンス図の自動レイアウト

注)複合フラグメントと共通図要素は、自動レイアウト機能に対応しておりません。
そのため、上記要素がある図では自動レイアウト後に複合フラグメントや共通図要素を移動、もしくは以下の[図要素をまとめて移動(押す/引く)]機能をご利用ください。



メッセージ

メッセージを作成する

メッセージを作成する方法は2つあります。

    UMLシーケンス図のメッセージ
  1. ツールパレットで[メッセージ]または[非同期メッセージ]を選択して、始点となるライフライン、終点となるライフラインを順にクリックします
  2. ドローサジェストを使う
    ライフライン上をマウスオーバーすると、アイコンが表示されます。Sが同期メッセージ、Aが非同期メッセージを意味します。いずれかを選択してターゲットのライフラインをクリックします。
        UMLシーケンス図のメッセージ
TIPS: メッセージに操作を追加する
メッセージの操作はプロパティビューから設定できます。ターゲットライフラインのベースクラスが持つ操作を一覧表示できるので、そこから選んで設定することも可能です。
【ご参照】クラス図とシーケンス図のトレーサビリティを保ちながら設計する

UMLシーケンス図のメッセージに操作を追加する


TIPS: メッセージのパラメタなどの図上表示
メッセージのパラメタや返り値の表示/非表示は、メッセージの右クリックで開くポップアップメニューから行います。
UMLシーケンス図のメッセージパラメタの表示
メッセージを複数選択した場合も、切り替え可能です。
UMLシーケンス図のメッセージパラメタの表示
※ご注意※
図のプロパティ上に同様の項目がありますが、これらは新規に作成するメッセージに対してのみ有効で、既に作成されたメッセージには反映されません。
UMLシーケンス図のメッセージパラメタ表示の切り替え



出現メッセージを作成する

出現メッセージは、ツールパレットで[メッセージ]又は[非同期メッセージ]を選択後に、ライフライン以外の場所、ターゲットのライフラインの順にクリックして作成します。

UMLシーケンス図の出現メッセージ


消失メッセージを作成する

消失メッセージは、ツールパレットで[メッセージ]又は[非同期メッセージ]を選択後、ライフライン、ライフライン以外の場所の順にクリックして作成します。

UMLシーケンス図の消失メッセージ


ゲートを作成する

ゲートは、ツールパレットで[メッセージ]又は[非同期メッセージ]を選択後、図のフレーム、ライフラインの順にクリックして作成します。

UMLシーケンス図のゲートを作成

TIPS: フレームを表示する
図のフレームは、シーケンス図のプロパティビューで表示を切り替えられます。
UMLシーケンス図のフレーム表示


Replyメッセージを作成する

Replyメッセージを作成する方法は2つあります。

    UMLシーケンス図のReplyメッセージ
  1. ツールパレットで[Replyメッセージ]を選択して、Replyメッセージを送信するメッセージの実行仕様をクリックなるライフラインをクリックします
  2. ツールパレットで[Replyメッセージ自動生成モード]のボタンをクリックすると、メッセージ作成時に、自動でReplyメッセージが生成されます。
    UMLシーケンス図のReplyメッセージ作成方法

複合フラグメント

ツールパレットで[複合フラグメント]を選択して、図上をクリックすることで、複合フラグメントを作成できます。

UMLシーケンス図の複合フラグメント

オペランドを追加する


UMLシーケンス図のオペランド

オペランドは、[複合フラグメント]のプロパティビューや図上のポップアップメニューから作成できます。

UMLシーケンス図オペランドの追加方法


TIPS: loop複合フラグメントの最小回数、最大回数を記述する
複合フラグメントのプロパティ[ベース]タブで、種類をloopに、名前に文字列を入力することで表現できます。
複合フラグメントのプロパティ、ベースタブで設定する
複合フラグメントに回数が表示された状態