モデル情報のXML入出力

astah*のモデル情報を加工したい場合、XMLを生成し、それを読み込んでクラス一覧を表示するような利用が可能です。

  1. [ツール] - [XML入出力]配下のメニューを選択します。
利用ケース
当XML出力機能は、主として一部の情報を抽出して集計するといった利用方法を想定しいます。注目する情報を含んだモデルをXMLに出力し、どのように出力されているかといった点をご覧ください。


XML入出力機能に関する仕様及び制限

  • XMIのバージョンは1.1です。
  • XMLで表現されるUMLモデルのバージョンはUML1.4です。
  • astah*で作成される全てのモデル情報と全ての図情報、およびマインドマップに対応しています。
  • astah*同士では全てのモデル情報と全ての図情報、およびマインドマップの連携が可能です。
  • 図情報、マインドマップ及びUML2.x対応部分については、astah*の独自形式となります。
  • astah*は、XML入出力の仕様を公開しておりません。
  • UMLのメタモデルは UML2.0で大幅な変更が加えられたため、astah*では互換性を考慮し、UML1.4のメタモデルを拡張する形でUML2.xのモデル表現に対応しています。そのため、部分的にastah* 独自形式がございます。
  • astah*以外のツールで作成されたXMLの読み込みは、サポートサービスの対象外です。ご了承ください。

文字列のエンコードルール

  • 一部の文字列は、URLエンコード(java.net.URLEncoder)に従ってエンコードしています。java.net.URLDecoderなどによりデコードして参照ください。
  • 特に、エレメントのnameやプレゼンテーションのlabel、アイテムの定義などの2バイト文字が使われる部分などをエンコードしています。
  • TaggedValueのvalueの中に複数の情報がたたみ込まれている場合なども、XMLの誤読を避けるためにURLエンコードを使って情報を表現しています。