Cameo Systems Modeler からのインポート ¶
概要¶
Dassault Systèmes 社の Cameo Systems Modeler (以下、Cameo) のプロジェクトファイルをインポートします。
対象バージョン¶
Cameo Systems Modeler 18.5 以降で作成した SysML モデルのインポートに対応しています(18.5および19.0で動作確認しています)
ファイル形式¶
- 以下の形式のプロジェクトファイルをインポートします。
.mdzip 形式
.mdxml 形式
対応モデル¶
astah* で作成可能な SysML モデルをインポートします。
以下の図のインポートに対応しています。
要求図
ブロック定義図
内部ブロック図
パラメトリック図
アクティビティ図
シーケンス図
ユースケース図
ステートマシン図
未対応モデル¶
以下のモデルのインポートには未対応です。
Model browser から作成可能な要素
Signal
Date Type
Primitive Type
Artifact
Activity(配下にアクティビティ図を持たないもの)
State Machine
Opaque Behavior (Test Case を除く)
Interaction(配下にシーケンス図を持たないもの)
Instance Specification (Unit と QuantityKind を除く)
Reception
Attached File
Domain
Subsystem
External
System
System Context
Realization (Interface Realization を除く)
Link
Association Block
Element Import
Package Import (Metamodel Reference としての場合は除く)
Diagram palette (Common) から作成可能な要素
Note
Image Shape
Diagram Overview
Legend
Text Box
Horizontal / Vertical Separator
Rectangular Shape
Diagram palette (アクティビティ図) から作成可能な要素
Input Expansion Node
Output Expansion Node
Exception Handler
Interruptible Activity Region
Structured Activity Node
Expansion Region
Sequence Node
Loop Node
- 以下の図のインポートには未対応です。
要求テーブル
パッケージ図
インポート手順¶
メインメニューの [ファイル]-[インポート]-[Cameo SysML XMI(.mdxml) ...] を選択します。
.mdzip 形式のCameoのプロジェクトファイルをインポートする際は、[ファイル]-[インポート]-[Cameo SysML(.mdzip)] を選択します。
ファイル選択ダイアログでインポートするCameoのプロジェクトファイルを選択して[開く]ボタンを押します。
選択したファイルがインポートされます。
注意事項¶
全般¶
以下のモデル、図要素はインポート時に無視されます
astah* で未対応なモデル
無視されるモデルに接続する関係線や配下のモデル、図要素も無視されます
astah* で作成できないモデル
例:Block が所有する Constraint Property
astah* で作成できない要素間の関係線
例:Block 間の Item Flow
astah* で作成できない図要素
例:ブロック定義図上の Requirement 図要素
astah* で利用できない Profile
astah* からエクスポートしたプロファイルを再度インポートする状況のみをサポートします
それ以外の場合は、Profile 全体がインポートされない、Stereotype の Property がインポートされない、等の場合があります
名前が必須なモデルの Name が未設定の場合、インポート時にデフォルト名が設定されます
- Cameo で設定可能なプリセットのスタイル情報はインポート時に無視され、astah* のデフォルトスタイルが適用されます
Default や OMG SysML style などのスタイル情報です
要求図¶
Extended Requirement などの Requirement は、要求としてインポートされます
Test Case Activity などの Test Case は、テストケースとしてインポートされます
ブロック定義図¶
以下のモデル、図要素はインポート時に無視されます
Signal
Reception
Domain
Subsystem
External
System
System Context
接続先が Classifier から Interface 以外の Usage
Port 図要素の場合は、Port の Type と Interface 間の Usage のみインポートされます
Unit または QuantityKind 以外を Classifier とした Instance Specification
Type が未設定な Part Property, Reference Property, Constraint Property
Provided/Required Interface 図要素
Value Property, Flow Property, Property に Type が未設定な場合は、システムプロパティで指定したデフォルトの型が設定されます
内部ブロック図¶
以下のモデル、図要素はインポート時に無視されます
Constraint Block が所有する内部ブロック図
Type が未設定な Part Property と Reference Property
Provided/Required Interface 図要素
Constraint Property 図要素
Flow Property 図要素
Constraint Parameter 図要素
Type が設定済みで Association が未設定な Reference Property には、関連が追加されます
パラメトリック図¶
以下のモデル、図要素はインポート時に無視されます
Type が未設定な Constraint Property
Value Type 以外のモデルが Type として設定された Constraint Parameter
Block が所有する Constraint Parameter
始端と終端が同一モデルとなる Binding Connector
Type が設定済みで Association が未設定な Constraint Property には、関連が追加されます
Type が未設定な Value Property と Constraint Parameter には、システムプロパティで指定したデフォルトの型が設定されます
アクティビティ図¶
以下のモデル、図要素はインポート時に無視されます
Input Expansion Node
Output Expansion Node
Exception Handler
Interruptible Activity Region
Structured Activity Node
Expansion Region
Sequence Node
Loop Node
複数のアクティビティ図を所有する Activity
astah* で作成できない、隣接しない複数の Swimlanes を含むアクテビティ図
図のフレーム上以外に存在する Activity Parameter Node
異なる Activity 配下のモデルを参照する図要素
astah* で未対応な Action は、対応するアクションに変換されます
Time Event は、イベント受信アクションに変換されます
Value Pin と Action Input Pin は、入力ピンに変換されます
シーケンス図¶
以下のモデル、図要素はインポート時に無視されます
Covered が未設定な Combined Fragment と Interaction Use
Combined Fragment のフレームを始端とする Message
Message Sort が asynchCall, asynchSignal な Message に対する Reply Message
無視される Message に接続する Duration Constraint と Time Constraint
異なる Interaction 配下のモデルを参照する図要素
シーケンス図を所有する Collaboration は、ユースケースに変換されます
Diagonal Message は、始点の座標を維持した水平なメッセージに変換されます
Message Sort が asynchSignal な Message は、メッセージ種別が Asynchronous Call な非同期メッセージに変換されます
ステートマシン図¶
以下のモデル、図要素はインポート時に無視されます
図を所有していない Statemachine
サブマシン状態の Connection Point Reference
Terminate な Pseudostate
参照するStatemachineが無視されるサブマシン状態は、状態としてインポートされます