プロファイル

プロファイルを追加し、独自のタグ付き値や拡張アイコン表記を使用することができます。

プロファイルで定義可能なもの

プロファイルではステレオタイプやタグ付き値の型、多重度、拡張アイコンが定義できます。 タグ付き値は単数値のプリミティブ型のみ定義できます。

プロファイルの形式

OMG XMI 2.5準拠

プロファイル定義の作成方法

以下の方法でプロファイルの定義を作成できます。

  • EclipseのUMLEditorから作成する

プロファイルの取込

  1. ユーザー定義プロファイルの取込

  1. プロジェクトのプロパティビューで[プロファイル-ステレオタイプ]タブを開きます。

    [プロファイル]タブ
  2. [取込]ボタンを押し、プロファイル選択ダイアログで定義ファイルを選択して開きます。

プロファイル選択ダイアログ

[プロファイル]タブ
  • すでに登録されているプロファイルと同じURIのプロファイルを取り込んだ場合は上書きされます。

  • この際に、モデルに適用済みのステレオタイプやタグ付き値は、定義に矛盾しない範囲で維持されます。

  1. 簡易プロファイル(EasyProfile)の追加

  • ユーザーが独自のステレオタイプを始めて作成する際に、簡易プロファイルが作成されます。

  • プロジェクト内でユーザーが作成するステレオタイプは簡易プロファイルに追加されます。

  1. 簡易プロファイルが未適用なプロジェクトで[プロファイル-ステレオタイプ]タブを開きます。

  2. add_icon [追加]ボタンを押し、[ステレオタイプ定義編集]ダイアログを開きます

  3. [ステレオタイプ]欄にステレオタイプ名を入力し[了解]を押します。ステレオタイプと同時に簡易プロファイルが作成されます。

stereotype_dialog

profiletab_with_new_stereotype

プロファイルの編集

  • 以下の編集に対応しています。[選択対象]で編集するプロファイルを選択して編集します。

    1. プロファイル内のステレオタイプの名前を変更

      • 対象のステレオタイプの名前をクリックし、セルの内容を編集します。

    2. プロファイル内のステレオタイプに拡張アイコンを設定

      注釈

      復数の拡張アイコンを設定することもできます。

    3. 簡易プロファイルにステレオタイプを追加

    4. 簡易プロファイルからステレオタイプを削除

      • 対象のステレオタイプを選択し delete_icon [削除]ボタンをクリックします。

      ステレオタイプ削除

プロファイルの削除

  • プロファイルの削除は、[選択対象]でプロファイルを選択し[削除]ボタンを押します。

プロファイル削除

プロファイルの使用方法

  • モデルを作成し、プロファイル内のステレオタイプを適用します。

ステレオタイプ選択ダイアログ
  1. タグ付き値が定義されたステレオタイプを適用した場合、モデルにタグ付き値が適用されます。

    • モデルの[タグ付き値]から確認、編集できます。

    • モデルの図上のコンテキストメニューからタグ付き値を図上に表示できます。

タグ付き値タブ
  1. 拡張アイコンが定義されたステレオタイプを適用した場合、モデルの表記を拡張アイコン表記に切り替えることができます。

プロファイルの制限

  • 名前やURIが重複するプロファイルは取り込めません。

  • UML 2.5/CMOF 2.5仕様から逸脱するプロファイルは取り込めません。

  • UMLメタモデル以外のリソース外参照があるプロファイルは取り込めません。

  • 名前空間のメンバ名に重複があるプロファイルは取り込めません。

  • ネストしたプロファイルには対応していません。

  • ステレオタイプの編集は、定義の編集とのアイコン設定にのみ対応しています。