ご利用の前に

Java環境のダウンロードとインストール

まずは、システム要件を満たすJavaをダウンロード、インストールします。
astah*が用いるJava実行環境を、別途設定することも可能です。→設定方法を見る


ダウンロード

  1. 次のコマンドでご利用のLinuxアーキテクチャ(32bit, 64bit)を確認し、
    Javaダウンロードページから、ご利用環境に合わせてダウンロードしてください。
  2. $ file /sbin/init

    astah professional astah uml astah viewer

    astah*が用いるJava実行環境を、別途設定する場合は、こちらへ進む



    インストール

    1. 任意のディレクトリで解凍します。(jdk以降のファイル名はダウンロードしたファイル名称を使います)
    2. $ tar -xvf jdk-8u121-linux-i586.tar.gz (32bit)
      $ tar -xvf jdk-8u121-linux-x64.tar.gz (64bit)

    3. 新しいディレクトリ(./jdk1.8.0_121)が作成されています。JDK8のディレクトリを /usr/lib に移動しましょう。 (ディレクトリ名称の数字部分はバージョン番号によって変わります)
    4. $ sudo mv ./jdk1.8.0_121 /usr/lib/jvm/jdk1.8.0

    5. 次のコマンドを実行します。
    6. $ sudo update-alternatives --install "/usr/bin/java" "java" "/usr/lib/jvm/jdk1.8.0/bin/java" 1
      $ sudo update-alternatives --install "/usr/bin/javac" "javac" "/usr/lib/jvm/jdk1.8.0/bin/javac" 1
      $ sudo update-alternatives --install "/usr/bin/javaws" "javaws" "/usr/lib/jvm/jdk1.8.0/bin/javaws" 1

    7. 続いて下記コマンドを実行します。
    8. $ sudo update-alternatives --config java

    9. 以下のようにパスが出力されたら、"Press enter to keep the current choice[*], or type selection number:"で、JDK8のパス番号を指定してください。(この例では4です)
    10. $ sudo update-alternatives --config java
      There are 3 choices for the alternative java (providing /usr/bin/java).

      Selection Path Priority Status
      ————————————————————
      * 0 /usr/lib/jvm/java-6-openjdk/jre/bin/java 1061 auto mode
      1 /usr/lib/jvm/java-6-openjdk/jre/bin/java 1061 manual mode
      2 /usr/lib/jvm/java-6-sun/jre/bin/java 63 manual mode
      3 /usr/lib/jvm/jdk1.7.0/bin/java 1 manual mode
      4 /usr/lib/jvm/jdk1.8.0/bin/java 1 manual mode

      Press enter to keep the current choice[*], or type selection number: 4
      update-alternatives: using /usr/lib/jvm/jdk1.8.0/bin/java to provide /usr/bin/java (java) in manual mode.

    11. インストールされたJDK8のバージョンを確認します。(この例では 1.8.0_121)
    12. $ java -version

      java version "1.8.0_121"

    13. 次のコマンドを再実行します。
    14. sudo update-alternatives --config javac
      sudo update-alternatives --config javaws

    15. Java環境を構築できました。

    参考) 日本語の文字化け対策

    #cd /usr/lib/jvm/java-8-oracle/jre/lib/fonts/
    #ln -s /usr/share/fonts/truetype/ fallback




RedHat系(CentOS、Fedora、RedHat)

rpmパッケージ

  1. rpm形式のパッケージをダウンロードし、任意のディレクトリ(/tmpなど)に保存します。
  2. ダウンロード先のディレクトリに移動し、stat コマンドでファイルサイズを確認します。
  3. rootユーザでインストールします。(例: astah* professional 10.0の場合)
  4. #rpm -ivh --nosignature astah-professional-10.0.0.a1b9b1.noarch.rpm


    ※astah* professional/UML/viewerをインストールする場合、システム要件に従ったJavaをインストールしている環境でもjdkの依存性の欠如エラーが発生することがあります。その場合は--nodepsオプションを追加してインストールしてください。

  5. astah*を起動します。 (UML: astah-uml)
  6. $astah-pro

    GNOMEデスクトップの場合、[アプリケーション] - [アクセサリ] から astah* を選択して起動します。


Debian系(Ubuntu、Debian GNU/Linux)

debパッケージ

  1. deb形式のパッケージをダウンロードし、任意のディレクトリ(/tmpなど)に保存します。
  2. ダウンロード先のディレクトリに移動し、statコマンドでファイルサイズを確認します。
  3. astah*をrootユーザでインストールします。(例: astah* professional 10.0の場合)
  4. #dpkg -i astah-professional_10.0.0.a1b9b1_all.deb

  5. astah* を起動します。(UML: astah-uml)
  6. $astah-pro

    GNOMEデスクトップの場合、[アプリケーション]-[アクセサリ] からastah*を選択して起動します


zip形式

zip形式を用いたastah*のインストール手順

  1. ChangeVisionメンバーズのダウンロードページを開きます。
  2. 製品をクリックし、対象のバージョンを選択します。
  3. [JREなし、インストーラなしのアーカイブ] の [Download] ボタンをクリックし、
    任意のディレクトリ(/tmpなど)に保存します。
  4. ダウンロード先のディレクトリに移動し、statコマンドでファイルサイズを確認します。
  5. unzipコマンドで、zipファイルを展開してください。
  6. astahファイルのShellスクリプトをご利用の環境に合わせて編集した後、実行権限を付与します。
  7. #chmod 755 ./astah

  8. Shellスクリプトを実行します。
  9. ./astah



astah*のJava実行環境のみを別途設定する方法

astahの実行ファイルを編集することで、astah*が用いるJava実行環境を指定することができます。

  1. 実行ファイルを開きます。 (例)astah* professionalの場合
  2. /usr/lib/astah_professional/astah-pro

  3. ファイル中に次のコードを追加します。
  4. PATH=/usr/lib/jvm/<指定したいJDKのバージョン>/bin:${PATH}

    参考

    #!/bin/sh
    (中略)
    #JAVA_OPTS="$JAVA_OPTS -Duser.language=ja"
    #JAVA_OPTS="$JAVA_OPTS -DrootLevel=DEBUG"
    PATH=/usr/lib/jvm/jdk1.8.0/bin:${PATH} #左のコードを追加
    (中略)

  5. 設定が完了しました

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