Astah Easy Diagram Plug-In

astah* System Safetyおよびastah* SysMLでの図の編集作業を効率化し、モデル図のレイアウトを手軽に整えられるプラグインです。このプラグインを使用することで、作図の速度と品質を両立させ、モデル図の見栄えを容易に向上させることができます。

概要




機能




インストール

  1. 上記Downloadボタンからダウンロードします。
  2. astah*を起動し、ダウンロードした.jarファイルを、astah*図上にドラッグ&ドロップします。
    プラグイン概要のダイアログが表示されるので[はい]を選択します。
  3. 次に表示されるメッセージに従ってastah*を再起動します。
  4. プロジェクトを新規作成または既存ファイルを開きます。
  5. astah*左上のペインに[Easy Diagram] タブが表示されていれば、インストールは成功です。

使い方

プラグインインストール後、astah*左上のペインに[Easy Diagram] タブが表示されます。


オブジェクトの位置を調整する

オブジェクトをクリックすると、[Easy Diagram]タブにその座標が表示されます。
[Left]・[Top] 座標を使用して位置を調整し、[Apply] ボタンをクリックして、変更を適用します。



オブジェクトのサイズを調整する

[Width]・[Height] フィールドに新しい数値を入力し、[Apply] ボタンをクリックして、変更を適用指定サイズを変更します。



ブロックにバリュータイプを追加する

ブロックに追加したいバリュータイプの名前と型を[Name]、[Type]欄に直接入力して、図上で追加対象のブロックを指定した状態で[Create]ボタンを押すと、ブロックにバリュータイプを追加できます。



座標を丸める

[Snap selected to pixel]或いは[Snap diagram to pixel]ボタンで、座標とサイズをピクセルに合わせ、端数を自動的に四捨五入します。



直線揃え

[Straightening Line] ボタンで、不要な中点を取り除きます。



アイテムフローのリセット

[Reset item flow] ボタンで、アイテムフローとコネクションの2本の線を完璧に重ね合わせます。



オブジェクトの接続ポイントの保存と復元

オブジェクトのサイズ変更後・移動後も、図のレイアウトの整合性を維持できます。

  1. オブジェクト(例: Block1) を選択し、[Save position] ボタンをクリックし、現在の接続ポイントを記憶させます。
  2. 必要に応じてオブジェクト(例: Block1) のサイズを変更、または移動します。
  3. 2.の変更により、接続ポイントが移動します。
  4. [Restore position] ボタンをクリックします。
  5. オブジェクトの接続ポイントが、1.で保存した状態に復元されます。
  6. 図の明瞭さはそのまま、新しい要素を自由に追加できます!


ブロック・バリュータイプのアンマーシャル

[Unmarshall input]と[Unmarshall output] ボタンで、ブロック・バリュータイプをアンマーシャルできます。