Edit+プラグイン

astah*図要素へのピンポイントな編集を、専用ボタンのワンクリックで実行できるプラグインです。
レイアウト調整に便利な、図要素の反転、90度回転など、標準機能にはない操作も簡単に実現できます。

概要



関連編集をより素早く!


関連の編集に、ポップアップメニューやプロパティビューはもう必要ありません。
Edit+をインストールすれば、関連名の方向反転や、多重度、誘導可能性などの編集も、専用ボタンのクリックで素早く実行できます。


標準機能にはない操作で、複雑な図のレイアウト調整を効率的に!


選択した図要素の上下反転や左右反転、右90度の回転などもボタン操作で実現できます。
色スポイトや、複数モデルへのステレオタイプ一括追加・削除など、標準機能にはない操作も、Edit+をインストールすれば簡単に実現できます。




インストール方法

  1. こちらより、プラグインファイル(editplus-x.x.x.jar)ファイルをダウンロードします。
  2. .jarファイルを、astah*図上にドラッグ&ドロップすると、プラグイン概要のダイアログが表示されるので[はい]を選択します。
  3. 次に表示されるダイアログのメッセージに従ってastah*を再起動します。
    astahプラグイン
  4. ダイアグラムエディタ下の枠に[Edit+]タブが表示されていれば、インストールは完了です。
    枠が表示されない場合は、メインメニュー[表示] - [拡張ビューの表示/非表示]を選択してください。
    Edit+プラグイン

利用方法

  1. Edit+プラグインのインストールが完了したら、操作したい図を開きます。
  2. 編集したい要素を図上で選択します。
    ※関連は、1度に1つしか編集できません。複数の関連が選択されている場合は、操作ボタンが有効になりません。
  3. 実行したい機能ボタンを押してください。
    Edit+プラグインの機能ボタン

ボタンの説明

★関連編集

◀ ▶(N) 関連名の方向を反転します
--x--(U) 集約・コンポジションをなくして、単純な関連にします
◇◆-◆◇(I) 集約・コンポジションを追加します。押すたびに左右と種類が変更します
--x--(J) 集約・コンポジションをなくして、単純な関連にします
m----(K) 左側の多重度を、1→0..1→0..*→*→1..*→なし、と順番に変えていきます
----m(L) 右側の多重度を、1→0..1→0..*→*→1..*→なし、と順番に変えていきます
--x--(M) 誘導可能性をなくして、単純な関連にします
< ----(,) 左側の誘導可能性を、誘導可能、誘導不可能、誘導可能性未定、と順番に変えていきます
----> (.) 右側の誘導可能性を、誘導可能、誘導不可能、誘導可能性未定、と順番に変えていきます
◁---▷(G) 継承の方向を反転します
< --- >(B) 依存の方向を反転します
  • 括弧はニーモニックです。Altと一緒に押すとその機能を実行します。
  • 利用方法は、動画をご覧ください


★要素編集

上下反転 選択した要素の位置関係を上下反対にします
左右反転 選択した要素の位置関係を左右反対にします
右90度回転 選択した要素を右90度回転します。
クラス選択 選択した要素の中のクラスだけを選択します。線やノートなど他要素と一緒に選択しているときにクラス以外の選択を解除します。
関連名整列 関連名の位置を関連の真ん中に移動します
色スポイト 選択した要素の色を変更します。色を変更したい要素を選択してから、色スポイトボタンを押し、変更したい色を持つ要素を選択すると、色が変更されます。
ノート色反映 すべての要素をノートの色に合わせて変更します。
ノートと要素を選択した後に押してください。
ステレオタイプ追加 ノートの文字列と同じステレオタイプを追加します。ステレオタイプ文字列を書いたノートと要素を選択した後に押してください。すでにステレオタイプがある場合には追加しません。
ステレオタイプ削除 ノートの文字列と同じステレオタイプを削除します。ステレオタイプ文字列を書いたノートと要素を選択した後に押してください


★センタリング

><(C) 選択した要素が図の中心になるように表示します。