このチュートリアルで学べること
実際にモデルやコードを作る演習を通じて、UMLを使って描いたモデルがソフトウェアの開発に役に立つことを学びます。astah*を使ってモデルを作成しますので、モデリングツールの有用性も実感してください。
- モデルをソフトウェアの開発に活用する方法
- 構造のモデル、振舞いのモデルの作り方と使い方
- コードの作成にモデルを活かす方法
- モデリングの重要性を実感すること
- astah* professionalの基本操作
作成するモデル図
オブジェクト図、クラス図、ステートマシン図
対象者
- モデリングやUMLについてこれから学ぼうとしている方
- astah*を操作しながら、UMLを学びたい方
- ソフトウェア開発工程は知っているが、まだモデル図を活用していない方
- 分析・設計・テストなどソフトウェアの開発に携わっている方
ツール
- モデリング: astah* professional
ライセンスをお持ちでない方はトライアル版をご使用ください。 - 実装: Ruby
作者情報
久保秋 真 (くぼあき しん)
株式会社チェンジビジョン シニアコンサルタント。
メーカー系ソフトウェア開発会社の組込みシステム開発、LEGO® Mindstorms®を利用した技術研修の教材開発、講師などに従事。
現在は、オブジェクト指向、モデル駆動開発、アジャイル開発に関するコンサルティング、導入支援(無料オンライン相談会)、UMLセミナーをはじめとする技術者教育などに従事。
ETロボコン本部モデル審査員。情報処理学会、日本ソフトウェア科学会会員。日本大学生産工学部、早稲田大学理工学術院、関東学院大学理工学部非常勤講師。トップエスイー、スマートエスイー講師。
Topics
- 演習を用意する
- スコアシートの構造をモデルで表す
- オブジェクト図を使って構造を調べる
- クラス図を使って構造をモデルで表す
- モデルとコードの対応付けを決める
- スコアを記録する処理をモデルで表す
- ステートマシン図を使ってフレームの状態を表す
- ゲーム振興の処理を振舞いのモデルで表す
- モデルに対応したコードを作成する
- できあがったプログラムを試す
- まとめ