モデリング言語をC++に設定する
astah*では、モデリング対象言語の設定(C++、C#、Java)が可能です。
モデリングの対象言語がJavaの場合は、プロジェクト作成時にそう設定しましょう。
設定することで、C++固有のプロパティ設定などが可能になります。
- プロジェクトのプロパティのプロジェクトの設定タブでC++にチェックを入れます
- 確認ダイアログが開くので、[はい]を押します
- これで、クラスや属性、操作の言語タブのオプションが有効になりました
TIPS: C++言語設定をデフォルトでONにする
システムプロパティの[プロジェクト]で、デフォルトのモデリング言語をC++に設定できます。
C++テンプレートファイルを開く
atsah*は、C++モデリングに適したテンプレートファイルを同梱しています。
このテンプレートファイルをベースにプロジェクトを作成する事もできます。
- [ファイル] - [テンプレートからプロジェクトの新規作成] - [C++.asta]を選択します
- ライブラリが含まれたプロジェクトが開きます
TIPS: C++テンプレートファイルをデフォルトで開く
ファイルの新規作成時に開くファイルを、C++テンプレートファイルに指定したい場合は、システムプロパティの[プロジェクト]から設定が可能です。
C++ソースコードを読み込む
C++ソースコードの読み込みは、プラグインを利用することで可能です。
プラグインのダウンロードや利用方法は、こちらをご参照ください。
C++スケルトンコードを生成する
作成したモデルからC++スケルトンコードを作成します。
クラスや操作の定義はドキュメンテーションコメントとして出力されます。
上書きで出力する時は、メソッドのボディブロック等を残すように上書きします。
- [ツール]-[C++] - [C++スケルトンコードの作成]を選択します
- 次に開くダイアログで、コード生成対象のモデルを指定します。
まず左端のツリーで、フォルダを選択します。フォルダ内に存在するソースコードファイルが[候補リスト]に表示されるので、ここからコード生成対象のファイルを[選択リスト]に移動します。必要に応じてコメント出力オプション、ファイル出力時の文字コードを指定してください。
C++ オプション
項目 概要 ヘッダーファイルの#ifndef、#define、#endif出力 ONのとき、ヘッダーファイルに付加する デフォルトのincludeリスト カンマ(,)区切りのリストをヘッダーファイル、ソースファイルに出力する。
例)string、vectorの設定時の出力例
#include <string>
#include <vector>ヘッダーファイル拡張子 h、hxxなどヘッダーファイルの拡張子を指定する ソースファイル拡張子 cpp、cxxなどソースファイルの拡張子を指定する - [了解]ボタンを押下して、スケルトンコードを作成します。