概要

• 最新バージョン : 0.3.6（2025年11月28日公開）
• 対応エディション : astah* professional、UML 8.0以降
• 開発者 : snytng様 (Friend of Astah)
• 開発者様による紹介ページ : 因果ループプラグイン

インストール

1. 上記 Free Download ボタンからinga-x.x.x.jar ファイルをダウンロードします。
2. .jarファイルを、astah*図上にドラッグ＆ドロップします。
3. プラグイン概要のダイアログが表示されるので[はい]を選択します。
4. 次に表示されるメッセージに従ってastah*を再起動します。
   
5. 拡張ビューに [inga] が追加されていれば正常にインストール完了です。
   
   ※ 拡張ビューとは、追加のビュー領域です。ビュー上の「▲▼」ボタンを押下もしくは、
   メニューの [表示] → [拡張ビューの表示/非表示] を押下することで、表示 / 非表示 を切り替えられます。
   
   

機能説明

ユースケース図から因果ループを解析

• 特別なルールで記述したユースケース図を、因果ループ図として解析します。

因果ループの一覧表示

• 解析された因果ループは拡張ビュー内に一覧形式で表示されます。
  因果ループの解析結果の行を押すと、因果リンクや、ループを色を付けて強調表示します。
  
  
  • 自己強化ループ : 緑色
  
  • バランスループ : 赤色
  
  • 選択したリンクやノード : ブルー、マゼンタ
  

表示設定

• 利用シーンに応じて、以下の項目を設定いただけます。
  
  
  • [リンク彩色] 設定で、解析結果の選択時に図上へ色付けの有無を指定できます。
  
  • [リンク記号] 設定で、因果関係を示す増減記号の表示形式を選択できます。
  
  • [リンク定義] 設定で、ユースケース図上で因果の定義を選択できます。
    ※ Defaultは実線（関連）と破線（依存）です。
    ※ それ以外は関連の関連名の文字列で判断します。
  

使い方

1. ユースケース図で因果ループを作成します。（ユースケースをノードとして、＋を関連線（矢印付き実線）、－を依存線（矢印付き点線）として追加します）
2. ingaプラグインを開きます。（プラグインタブを選択します）
3. 因果ループの解析結果が表示されます。

4. 任意のループを選択し、図中で構造を強調表示します。
5. 必要に応じて解析・表示設定を変更します。

ご参照

• 詳しい利用方法 : GithubのReadme
• 本プラグイン関連記事 : 第4回astah*関西勉強会でのakipii様(Friends of Astah)による因果ループ図紹介記事